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第2回サロン・ド・町田リポート

記;岸本洋平

第2回「サロン・ド・町田」は、8月23日(木)午後6時から町田中央公民館で開かれました。この日のテーマは「戦争体験を語る」。
自身は広島の原爆爆心地から3・5キロの至近距離で被爆、爆心地そばの病院に入院中だった祖母と弟さんが犠牲となった野村秀治さん(H19年推薦)、江田島の海軍兵学校でその瞬間のせん光と音、爆風を体験した武藤のぶ夫さん(S27年卒)ら14人が参加、実に熱のこもった2時間半を過ごしました。
最年長の渋谷守生さん(S17年卒)は、第1次学徒動員の際は学業成績上位10%以内の文科系学生と医学、工学系やソウル大学、台北大学生がその対象とならなかったことを披露。平野福蔵さん(S24年卒)は平塚の海軍工廠での勤務ぶりや空襲体験を語りました。
また、食事は茶碗に半分のご飯という箱根での疎開生活を送った馬場昇さん(S32年卒)、米軍の厚木―横浜行進を目の当たりにした浅井光雄さん(S35年卒)の体験談、父親がフィリピンで暗号兵として米軍の情報を傍受していた佐藤公子(H19年推薦)さんらの話にも皆んなの関心が集まりました。
さらに、西川新八郎さん(S38年卒)は海軍兵だったお兄さんの江田島時代の手記を参加者に配り、山梨県の実家で戦火体験が無いまま終戦を迎えた依田好照さん(S32年卒)の戦時体験も、貴重なエピソードになりました。
「広島の原爆記念碑に刻まれた“過ちは二度と繰り返しません”の主語は誰か、米国に言わせてみたい」と語った野村さんの言葉が、全員の心に重く響いた夜でした。
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